2009年12月 1日 (火)

市職員給与・一時金引き下げに反対

 11月30日から、甲府市議会12月定例会が始まりました。

 開会日には、市職員などの給与及び一時金(ボーナス)の引き下げのための条例改定が提案され、日本共産党を除く全員の賛成で成立しました。

 今回の改定内容は、先の国の人事院勧告と同様に、初任給を中心とした若年層と医療職の一部を除いた人を対象として、給与表の引き下げとあわせて一時金0.35ヶ月を削減するものです。

 甲府市の一般職員では年収にして平均15万3000円の引き下げ、総額2億5500万円の削減とのことです。

 日本共産党は、賃金の削減は個人消費に大きな影響を与え、景気全体を悪化させ、地域経済に与える影響は大きく、デフレスパイラルをさらに加速させること、公務員給与基準は、地方の民間労働者の給与にも影響を与えること、、また公共サービスの第一線で働く市職員の生活と権利を守る、という点からも給与及び一時金の引き下げは認めるわけにはいかない、と反対しました。

 この間、「官民較差の是正」として行われてきたことは、官も民も競って賃金を引き下げることではなかったでしょうか。

 また、2002年の小泉内閣が「総人件費抑制」政策を、本来中立であるべき人事院にも押し付け、この間の人事院勧告は、労働基本権制約の「代償措置」とは到底いえるものではありません。

 賃金の低下→内需縮小→雇用の減少→景気悪化→賃金低下・・・、の悪循環を断ち切ることこそ、必要なのではないでしょうか。

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2009年11月19日 (木)

中学校給食 食缶方式の試行を見学してきました

 来年度から、市内中学校の一部で始まる中学校給食の食缶方式の試行が、11月16日から4日間の日程で、市立東中学校で実施されています。

 私も、石原つよし議員と見学をしてきました。

 12時20分に4時間目終了のチャイムがなると生徒たちが、ご飯やおかず、汁物などが入った「食缶」(四角い鍋、といったようなもの)、食器を取りに配膳室にやってきます。それを各教室に運んで小学校給食と同様に、盛り付けが行われます。

 盛り付けの時は、おいしそうな匂いが教室、廊下中にまで広がって食欲がわいてきます。クラスによって盛り付け時間に若干の差が見受けられましたが、子どもたちは小学校給食で経験済みなので、とても慣れているようでした。

 食べ始めた生徒の一人に感想を聞いてみると、「お弁当よりおいしい。でも盛り付けとかめんどい」と素直に答えてくれました。

 片付けの様子まで見学した後、私たちも試食させて頂きました。

 思っていたよりも、ご飯もお味噌汁も温かく、とてもおいしい給食でした。

 見学させてもらって少し気になったのは、配膳室から教室まで「食缶」を運ぶのが大変かな、と思いました。中学生で体格は良くて、力はあっても、段差があったり(つまづいたのは、私だけでしょうか・・・^^;)、階段もあります。東中学校は4階建てなので、転んでしまったり、食缶を落としてしまったりして、怪我などしたら大変です。

 引き続き、よりよい学校給食にしていくために、市民のみなさんと声をあげていきたいと思いました。

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2009年11月17日 (火)

県民大運動自治体キャラバンで甲府市に要望書提出

 去る11月11日に、山梨県民要求実現大運動実行委員会のみなさんが、山梨県に対して、426項目にも及ぶ来年度予算要求書を提出しました。

 当実行委員会は、山梨県労働組合総連合や新日本婦人の会など合計21の団体で構成された会で、毎年この時期に県に対して要望書を提出しています。

 これを受けて、県内の各自治体にも要望書を提出するキャラバンが、17日に一斉に行われました。

 それにもれず、甲府市に対しても、子どもの医療費無料化を中学校三年生まで実現を、とか、ヒブワクチンの補助制度の創設、少人数学級の実現などを始めとした、多岐にわたる要望書を提出しました。

 参加者からは、後期高齢者医療制度は廃止するよう国に求めてほしいとか、自治体としても雇用対策や相談窓口などを充実してほしい、国保の一部減免制度の周知徹底をもっとしてほしい、など切実な声が聞かれました。

 もうすぐ12月議会が始まります。

 議会は、市民の皆さんの願い・要求を実現する場です。

 今日出された要望は、議会での質問にも生かしたいと思います。

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2009年11月 8日 (日)

「沈まぬ太陽」を観て来ました

 先日、山崎豊子原作の映画「沈まぬ太陽」を観て来ました。途中10分間の休憩が入る、約3時間30分にも及ぶ長時間映画です。

 おおまかなあらすじは、主人公が労働組合の委員長で活躍後、10年近く海外赴任を命じられ(いわゆる左遷)、帰ってくると、今度は航空機墜落事故がおこり、その処理にあたります。一方で、組合で一緒に活動してきた同僚は、経営側に寝返り、出世街道を歩んでいきます。この二人の生きざまを軸に、その周りの人間同士のかかわりや墜落事故の被害者たち、そして家族が取り巻く中で、どう生きるべきか、会社とは何か、人間とは何か、を問いかけてくる映画でした。

 映画のワンシーンに、主人公が動物園の檻の外に立っていると、動物のいない檻の中に「The Most Dangerous Animal In The World」(世界中で最も危険な動物)の文字。

 これは、檻の外に立っている主人公、人間を指している言葉・・・。

 確かに、どんな動物よりも、最も恐ろしいのは人間かもしれません。

 人を殺す武器をもち、戦争をする、そして、心を傷つける言葉を持つ人間。

 でも、それをなくすことも、癒すのも人間です。

 アフリカの大自然が画面いっぱいに映し出され、自然の雄大さと人間の存在のコントラストが、とても印象的でした。

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2009年11月 3日 (火)

後期高齢者医療制度は直ちに撤廃を!

 臨時国会が始まりました。

 先の衆議院選挙で争点となった様々な重要問題で、民主党政権の後退的態度が徐々に現れてきています。

 後期高齢者医療制度もそのうちの一つです。

 昨年の国会において、民主党を含む野党4党で、後期高齢者医療制度の廃止法案を提出しました。このときは民主党も「もとに戻すことが非常に重要」「戻した上で、老人保健制度の問題点を是正する」と主張していました。しかし、今臨時議会では、「新たな制度に直接移行する」として、「先送りではない」としながらも、制度廃止は3,4年後となる見通しになっています。

 国民の後期高齢者医療制度に対する怒りは、何よりも「年齢による差別」にあります。この国民の怒りの声に真摯に耳を傾けるならば、すみやかに廃止することこそ求められているのではないでしょうか。

 また、来年の4月には、二年ごとの保険料の見直しで、値上がりすることが決まっています。先ごろ発表された厚生労働省の試算によると、全国平均で10.4%も値上がりすることが明らかになっています。

 日本共産党は、後期高齢者医療制度は直ちに廃止し、老人保健制度に戻すこと、そして、75歳以上の医療費無料化、国保への国庫負担の増額などの改善をはかるべきと主張しています。

 今、新たに、後期高齢者医療制度をすみやかに廃止してほしい、という署名にも取り組んでいます。ぜひご協力をよろしくお願いします。

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2009年10月27日 (火)

独立行政法人化って?!

 二ヶ月近く前、市立甲府病院が経営の見直しを検討している、との新聞報道がありました。

 この公立病院の経営形態の見直しの議論は、総務省から「公立病院改革ガイドライン」という指針が示され、その中の公立病院の再編・統合という流れからでてきたものです。これに従い、今多くの公立病院が、経営形態の見直しを検討しています。また、医師不足、相次ぐ診療報酬のマイナス改定などといった国の誤った医療政策により、全国でいわゆる「赤字」を抱える公立病院が増え、市立甲府病院もその例外ではありません。

 そもそも、なぜ公立病院が存在しているのでしょうか。

 民間では採算のとれない、小児・産科・救急医療、及び高度医療など不採算部門の担い手として、また過疎地域や地域の医療を守る必要性からに他なりません。その公立病院の経営を、単なる赤字・黒字といった「採算性」を重視した「改革」では、その役割を果すことができないのは明らかです。

 来年度から県立中央病院で導入する「地方独立行政法人」では、①不採算部門の切捨て、②人件費削減による人材不足や重労働化、③患者負担増、④儲かる医療への特化、などが行われる可能性が高く、これまでどおりの医療が提供されるかは疑問です。

 地域医療の安定した提供、地域住民の安心安全のためにも、公立病院が必要ではないでしょうか。

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2009年10月20日 (火)

視察に行ってきました

  10月13日から15日まで、民生文教委員会の視察がありました。各常任委員会で年に一度の視察がこの時期にあります。

 今年は福井市の高齢者施策の一環である「よろず茶屋」と、上越市の障害者施策の取り組み、及び株式会社にも指定管理者制度を導入している取り組みなどを、見学させていただきました。

 福井市の「よろず茶屋」は、地域の空き家などを利用して、その地域の高齢者の方たちが運営をするというものです。福井市ではこの「よろず茶屋」を、市内50ヶ所に設置するという目標を立て、高齢者の生きがいや地域のネットワークづくりを推進していこう、と計画しています。私たちがお話を伺った地域は、児童クラブ(学童保育)が併設されている市内でも珍しい施設で、囲碁・将棋、カラオケを始め、子どもたちとの交流もさかんに行われている、とのことでした。ただ、その運営は、市から年間20万円の補助金と地域住民のボランティア任せであり、開設についても市内50ヶ所という計画(高齢者福祉計画)はあるものの、市から積極的に働きかけるということはしない、との説明でした。

 あくまでも地域住民の自発的な活動によるものであり、市の援助といえば年間20万円の補助金のみ…地域の方たちの献身的なご努力とご協力抜きではできない事業だと思いました。

 指定管理者制度に株式会社を用いる手法は、取り組んでいる企業の方は、本当にご努力をされていることが伺い知れましたが、「わが亡きあとに洪水よきたれ」が資本の正体であるならば、やはり、安全・安心の担保がどこまではかれるのか、多くの市民のみなさんが集う場所であるからこそ、最も重要視されなければならないと思いました。

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2009年10月 4日 (日)

議員研修会で思ったこと

  9月30日、甲府商工会議所の方を講師に、「中心市街地活性化とまちづくり会社の役割・現状について」甲府市議会の研修会がありました。

 国の中心市街地活性化法改定を受け、甲府市も平成19年3月に、「中心市街地活性化協議会」を立ち上げ、翌年20年6月には、いわゆる「まちづくり会社」である「まちづくり甲府」を設立したところだそうです。他都市でこうした「まちづくり会社」が成功している例として、㈱まちづくりとやま、㈱まちづくり長野、高松丸亀町まちづくり㈱など、があるとの報告がされ、実際どのようなことが行われているのかも説明がありました。それぞれ特色ある取り組みがなされているようですが、どこでも共通しているのは、テナントや商業施設の整備とともに、公共交通機関の整備や駐車場の確保などが一体として取り組まれていることでした。

 最近、私自身は移動手段がもっぱら自転車になっているのですが、自動車では日ごろ見過ごしてしまいそうな風景も、自転車や歩きだと目に留まり、気になるお店などにも気軽に立ち寄る、ということが増えました。また、高齢になると、いつまでも自動車の運転ができるわけでもありません。加えて、環境問題という点からも、自動車の有効的な使い方が問われてきていると思います。そういった様々な問題をとっても、公共交通機関の整備は、この甲府市においては待ったなしの課題ではないでしょうか。

 中心市街地活性化、来るべき高齢社会の到来、そして環境問題など、あらゆる問題の解決の一助になる公共交通機関の充実が必要だと思います。

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2009年9月28日 (月)

運動会と、健康長寿を祝う感謝の集いと・・・

 秋は行事の季節です。

 先週は、運動会に、健康長寿を祝う感謝の集いがありました。

 子どもたちの元気いっぱいの笑顔、少し緊張した様子の羽黒小学校運動会に参列させてもらったあと、山宮福祉センターで高齢者の、子どもたちに負けないくらいの元気な姿に圧倒されて帰ってきました。

 健康長寿を祝う感謝のつどいには、多くの人が参加されていましたが、参加できない方も少なくありません。先日、あるテレビ番組では、家族介護の深刻な実態が報道されて、とても考えさせられました。

 家族介護の問題は、家庭内のことで見えにくく、なかなか他人が入っていくことができない領域だけに難しい問題だと思います。しかしそうした実態を鑑み、介護保険は「介護の社会化」つまり、家族介護から、社会が支える介護制度へ、と導入されたはずです。

 地域の見守りももちろん大切ですが、誰もが利用したいときに利用できる介護保険の充実と公的に支える仕組みづくりが求められているのではないでしょうか。

 子どもたち、お年寄りのみなさんの元気な姿に励まされながら、そんな思いをめぐらせた秋の日でした。

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2009年9月15日 (火)

甲府市入学準備金融資制度が拡充しました

 9月14日から、2008(平成20)年度決算特別委員会が開かれています(今回は石原つよし議員が出席しています)。

 初日の各派の総括質問(各会派ともに当局と30分間の質問ができるもの)の中で、私たちが6月議会で求めていた、甲府市の入学準備金融資制度が高校入学時にも拡充することが、答弁の中で明らかになりました!!!

 甲府市の入学準備金融資制度は、大学、専門学校、大学院などの入学者に対して、限度額200万円、利率1.7%、96ヶ月以内の償還で融資を実施しているものです。

 近年利用者が増え、子どもの貧困の広がりや経済状況の悪化などからも、拡充の声が上がっていました。これを受けて、私たちも6月議会で高校進学に対する支援としてその拡充を求めていました。

今後、融資上限額などを論議した後、来年には申し込みを受け付けるようです。

しかしそうはいっても、これはあくまで融資制度なので返さなければならず、ためらう方も大勢いると思います。今後、私たちの長年の要求であり、新政権の公約でもある高校授業料無償化が実現するよう、引き続き声をあげていくことが重要だと思いました。

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